妊娠中の海外旅行保険。旅行で気を付けたいこと
ハネムーンや出産前の思い出作りに、妊娠中に旅行に行きたいと思う方は多いと思います。せっかくの旅行だから、海外へ行きたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
妊娠中でも海外旅行へ行けますが、普段以上に注意をすることがたくさんあります。保険加入のことを中心に、妊娠中の海外旅行で気を付けるべき点をまとめました。
旅行前に注意すること
旅行へ行くなら、お腹が目立つ前に
お腹が大きくなると、飛行機のシートベルトが負担になったり、段差が見えにくくなって危険です。
医師に事前に相談
旅行へ行く前には、医師に旅行へ行く旨を伝え、診察を受けましょう。母子手帳は万が一の為に必ず持って行きましょう。
また急な体調変化に備え、現地の医療機関・産婦人科も調べておいたほうがよいでしょう。
海外旅行保険に加入する
海外の治療費は高額!必ず海外旅行保険へ加入しましょう。
海外旅行保険では、一般的に「妊娠・出産に関すること」は補償の対象外です。ただ、旅行期間が31日以内で、妊娠22週未満であれば「妊娠・出産に関すること」も補償される保険があります。
AIG保険会社の海外旅行保険は、上記のことが補償され、更にインターネットでの加入もできます。インターネットでの加入は代理店での加入より割安です。
※AIG保険会社の保険は空港でも加入できます。ただ、空港で加入した場合は料金が高くなるのと、自宅から空港までの事故は補償されませんので、事前にインターネットで加入することをお勧めします。
⇒ 妊婦さんでも加入できるAIGの海外旅行保険
妊娠22週を過ぎてからの旅行であれば、どの保険会社でも「妊娠・出産に関すること」は補償の対象外となり、何かあっても自己責任となってしまいます。備えを万全にするためにも、海外旅行へ行くなら、お腹もあまり目立たない妊娠22週未満が良いでしょう!
飛行機の搭乗で注意すること
座席はどこが良いか
体調が悪くなった時に備え、トイレの近くの座席がいいでしょう。
フライト時間も考慮する
体に負担がかかる長時間のフライトは避けましょう。
目安として、最長でも5時間ほどのフライトで行ける場所を旅行先に選ぶと良いでしょう。
旅行先で注意すること
旅行先の気候について
気候や気温の変化が大きいと体調を崩しやすくなります。現地の気候を調べ、その気候に合った服装をしましょう。
食べ物
水やなま物に注意するのはもちろん、塩分にも注意してください。
せっかくの旅行だからといって、色々食べ歩きをしたいと思うかもしれません。しかし、塩分を摂りすぎると、むくみがひどくなります。塩分過多で妊娠高血圧症になる方もいます。
せっかく旅行で楽しめても、帰国後に入院生活とならないように気をつけましょう。
観光は適度に休憩をしながら
せっかくの旅行ですから色々観光したいと思います。しかし歩き過ぎると、むくみやお腹の張りの原因になりかねません。
無理せず適度に休憩をしながら、観光を楽しみましょう。夜は早めにホテルで休むようにしてください。