医療保険の加入者アンケート結果を見て。意味のない医療保険には加入しないこと!

ほとんどの人が複数の保険に何かしら加入している

マイボイスコム株式会社が行ったアンケートによると、医療保険の加入率は、約7割との結果出ました。

入院等の医療費に備える医療保険。
インターネットで加入手続きができたり、簡単な告知で加入できるものもあり、非常に身近な保険になりました。
医療保険は生きるための保険です。長寿大国の日本では、今後も加入率が増えると思います。

さて、アンケートの結果では医療保険を選ぶポイントは保険料の安さがトップでした。
医療保険は掛け捨てタイプのものが多いため、なるべく保険料を抑えたいのが本音でしょう。

私も医療保険に加入する時は、まず保険料をどの位負担できるか考え、その範囲で補償内容が充実しているものを選びました。

また、株式会社保険見直し本舗が行った「保険に関する調査」では、3種類以上の保険に加入している世帯は6割を超えました。(ちなみに元記事のタイトルには、「医療保険、62.3%が3種類以上の保険に加入」となっていますが、医療保険に限定した調査ではないと思われます。)
家族の個々のリスクに合わせて保険に加入すれば、数種類になるのは当然でしょう。

様々なリスクに保険で備えるのも大切ですが、保険料の負担が大きくて今の生活に支障があると本末転倒です。
「保険に関する調査」では、保険料の負担が大きいと感じる人が多いという結果も出ています。

保険料の負担が大きい方は、保険の見直しも必要

保険加入者の中には、勧誘されるがままに保険に加入されてる方も少なからずいらっしゃるでしょう。過去の私もそうでした。
そういった方は、特に見直しをお勧めします。

例えば、「入院した時は差額ベッド代がかかるから、入院日額は高いほうがいい」と言われて入院日額を高めに設定した方。
差額ベッド代は必ずしも支払う必要はありません
希望せずに個室になった場合等、差額ベッド代を支払わなくていい場合もあります。

また、日本には高額療養費制度もあるので、1ヶ月の保険診療の負担額には上限が定められています。
これだけは知っておくべき!高額療養費制度の4つのポイント

そういったことも考慮し、本当に必要な補償を見極めましょう。

FPへの相談も良いでしょう。
無料で出来る保険相談サービスもあるので活用してみるといいですね(便利な時代になりました)。
相談をしてみたら「毎月の保険料が大きく下がって、とても得をした」というケースも多くあります。

(以下はMONEYzineの記事からの一部抜粋です)

医療保険、62.3%が3種類以上の保険に加入
平均は3万2,701円、「保険料の負担に不満」64.7%

 マイボイスコム株式会社が2015年12月1日から5日にかけて、アンケートモニター1万960名を対象に実施した医療保険に関する調査結果によると、医療保険の加入率は70.3%に達した。

 具体的な加入状況は「医療保険として単独で加入している」が33.7%、「生命保険の特約としての医療保障に加入している」が23.8%、「単独に医療保険と特約の医療保険の両方に加入している」が5.2%、「加入しているが単独か特約かわからない」が7.7%だった。

 医療保険を選ぶ際のポイントを聞くと「月々の保険料が安い」がトップで、そのほかでは「病気での入院給付金日額が十分である」「十分な額の手術給付金がある」「日帰り入院も保障してくれる」などが続いた。

 一方、株式会社保険見直し本舗が1月9日から11日にかけて、20歳代~60歳代の男女2,000名を対象に実施した「保険に関する意識調査」によると、3種類以上の保険に加入している世帯の割合が62.3%に達した。
具体的な加入率を見ると、1種類が12.7%、2種類が17.2%、3種類が25.0%、4種類が14.6%、5種類が12.2%、6種類が10.5%だった。また、月々支払う保険料の平均額は3万2,701円で、手厚く加入している実態も判明した。

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