FPが考える、ベストな自動車保険の見つけ方

自動車保険
みなさんは自動車保険をどのように選んでいますか。知り合いの代理店さんに任せているという人もいれば、インターネットで自分で探して契約したという人もいるでしょう。

先日に「インターネットなどで販売を行う通販型自動車保険が伸び悩みを見せている」という記事がありました。
なぜ通販型は人気のないのかをファイナンシャルプランナー目線で考え、ベストな自動車保険選びを解説していきます。

自動車保険の加入方法について

まず自動車保険には、主に
・代理店型

・通販型
があります。

代理店型は、損保代理店を通じて対面式で保険を販売しています。
逆に通販型は対面ではなく、電話やインターネットで自動車保険を販売しています。
通販型は直接申し込むので「ダイレクト型」とも呼ばれています。

自動車保険の通販型が解禁になった時、通販型のシェアは3割程度を見込んでいましたが、実際のところシェアは8%程度で、伸び率も上昇はしているけれど思ったほどの伸び率ではないようです。

それを受けて、各保険会社はデジタル戦略を開始し始めました。
その一方で、値下げで差別化を狙うところもあります。伸び悩みで販売を中止したところもあり、各社は様々な戦略を出して生き残りをかけています。

なぜ通販型自動車保険は人気が出ないのかFP目線で検証

先ほど通販型と代理店型の説明をしましたが、代理店型の場合どこが窓口になっているのかでまたタイプが分かれます。
一般的なのはディーラーや車屋が窓口となるタイプと、保険を総合的に扱っている保険の専門店(個人で総合的に扱っている人もいます)が窓口となるタイプです。

通販型より代理店型の方が多い理由はこの窓口にあるのではないかと考えられます。
最近では保険代理店になっていないディーラーや車屋もあるようですが、車の購入、または点検や修理をお願いしているところがある場合、購入時のディーラーや馴染みの車屋で保険加入することが多いでしょう。

もしくは、火災保険や生命保険など様々な種類の保険を販売している、保険の専門代理店で他の保険と一緒に加入する事が多いと思います。
これらの良いところはついでに自動車保険に加入出来て、いざという時相談がすぐに出来るところです。

多くの方は保険は難しい、比較検討が面倒と思っているのではないでしょうか。
そのため、購入時、点検や修理と一緒に保険の手続きをする、もしくは、他の保険と同時に自動車保険にも加入するというのが一番手間がかかりません。

FPをしている私のケース

私自身は、馴染みの車屋さんで自動車保険に加入しています。
保険を使う機会が多いのは、事故だと思います。車屋さんなら修理と保険の手続きが同時に出来きて、1回の連絡である程度対応してもらえるので、この方法にしています。

ただし、デメリットとしては手間が省ける分、保険料の料金は高くなります。
私の場合車に関しては無知に近いので、車のことをトータルサポートしてくれる味方をつくる意味でメリットの方が上回ると考えています。

あなたに必要な保険のタイプは?自動車保険の選択肢

まず、みなさんに知って欲しいのは、保険の加入窓口は色々あるし、代理店型の場合は取り扱ってる保険もそれぞれ異なるということです。
勧められるままに入ったけど、実は保険が合っていないこともあります。

ただ加入していれば安心というわけではありません。
少し手間でも少しだけ保険を知り、比較をしてみて下さい。全ての保険を検討しなくても大丈夫です。

無理のない範囲で調べてみると良い保険が見つかるかもしれません。また、調べていくうちに自分にとって必要なものが見えてきます。

保険は勧められてはいるものではなく、自分で主導権を握って決めるものです。
そこを忘れないようにしましょう。

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