スマートフォンを使った事故状況調査

あいおいニッセイ同和損害保険がスマートフォンを使って遠隔操作で事故車両の損害状況を調査できる仕組みを業界で初めて導入します。光の当たり方を自動計算して小さな傷やへこみまで確認できるアプリを開発したのです。
世間的にスマートフォンのアプリは色々利用されており、今やスマートフォンを持っているのが当然という流れになってきているように思います。
スマートフォン利用で手軽にそして早い対応ができるようになるのは良いことだと思います。

自動車事故に限らず、保険金の支払い査定や支払いは早いに越したことはありません。損害状況の写真をメールで送ることによって確認をする会社は既にありますが、動画の方が色々な角度からの撮影もできるので正確性に優れていると思います。
また、直接契約者には関係がありませんが、車検証の写しの画像データをメール送信で対応している保険会社もあります。

調査員が直接出向いて立ち会ったり、車検証の写しの現物が郵送なりで届くのを待つよりは明らかにアプリやメールを利用した方が早い対応が期待できますね。
自動車事故では、保険会社の損害確認が終わらないと修理に入れません。当然、修理が遅れれば遅れるほど不自由な思いをすることになります。
損害査定が数日でも早まることは喜ばしいことだと思います。
また、保険会社にとっても、調査員が出向く手間を省くことができ、コスト削減にも繋がると思いますし、遠隔地や災害時にも効力を発揮すると思います。

今後、他社でもスマートフォンを活用したサービスが増えて行くのではないでしょうか。
人の手によって行われていた業務が新しい技術によって益々簡単かつ迅速になっていき、各社技術開発の競争になっていくと思われます。

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