クラウドソーシング保険を三井住友海上が開発。著作権侵害も補償対象。

三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が、インターネット経由で仕事を受発注する「クラウドソーシング」利用者を総合的に補償する新しい保険を販売します。
対象利用者は個人、企業、運営者の3者で、利用者全体を一括で補償する保険は業界初となります。

私も個人的に「クラウドソーシング」を利用しています。
「クラウドソーシング」の良いところは、面識がない会社や個人などが相手でも会わずに受発注できる点にあると思いますが、反面、相手の顔が見えない分、どこまで信用・信頼して良いかを判断する怖さもあるのではないでしょうか。

【クラウドソーシングの仕組み(総務省より)】
クラウドソーシングの仕組み

著作権違反を犯すユーザーも

情報まとめサイトなどの求人では「手軽に誰にでもできます。」という謳い文句をよく目にします。
確かに今の時代はインターネットで検索すれば簡単に情報収集できるので、それを自分の文章でまとめる力があればやりやすい仕事だと思います。

しかし、情報をそのまま無断転用や転記・転載してしまう人もいるようです。
実際、求人の注意事項には調べた文章をそのまま使用してはいけないなどの注意事項が記載されています。
当たり前のことだと思うことをわざわざ記載するということは、それだけ安易に無断転用や転記・転載してしまう人がいるということではないでしょうか。

もし無断転用や転記・転載により著作権侵害をしてしまった場合には、損害賠償請求されるケースも考えられます。
損害賠償請求額は高額になることが予想されますし、その文章などの責任は誰が持つのかというのも問題になってきます。

今回の保険では、個人・企業・運営者全てが保険の対象になっているので、万が一の事態が起きた場合にも安心できると思います。
サイトの運営会社が保険に加入する形になるので、企業などがサイトの選定の際には保険加入の有無が確認されるようになってくるかもしれません。

クラウドソーシング事業は今後も拡大していくことが予想されます。
仕事内容も多岐に渡って来るでしょうし、著作権などの法的な知識の浅い個人の利用者が増えることも考えられます。
誰もが手軽に利用できる分、インターネット利用やクラウドソーシング利用の最低限のモラルや知識の教育が子供の頃から求められるのではないでしょうか。

(以下は産経新聞から冒頭抜粋)

クラウドソーシング利用者を総合的に補償 三井住友海上などが新保険

 三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が、インターネット経由で仕事を受発注する「クラウドソーシング」を利用する個人、企業、運営者の3者を総合的に補償する新しい保険を販売することが4日、分かった。

 サイトの運営事業者が契約し、発注企業と仕事を受注する個人の補償も対象になる。情報まとめサイトに記事を書いた個人が、著作権侵害で損害賠償請求されるケースなどが想定される。
 支払限度額は10億円で、受発注金額が1億円の場合、年間の保険料は約100万円。提携している特許事務所への相談も可能。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA